キャリア

公認会計士にスキルを1つ追加するなら人間力?英語やIT?

公認会計士は強い資格であるものの、それだけでは生き残ることが難しくなってきていることも確かだと思います。こんなアンケート結果がありました。

公認会計士に1つ追加するなら、人間力とハードスキル(英語、IT等)のどちらが良いでしょうか?

423票の結果は、人間力が58.4%、英語、IT等のハードスキルが36.9%となりました。

人間力とハードスキルの両方があれば最も良いですが、どちらかしか選べないとしたら、人間力の方が英語、IT等のハードスキルよりも大切だと考える人が多いようです。

公認会計士+人間力

公認会計士はかなり専門的な資格で、公認会計士の分野(会計、税務)のみでできる仕事は多いと思います。そうなると、ここに人間力を追加するのは合理的です。

公認会計士は客商売

公認会計士は、自分自身がものを製造販売する仕事ではなく、会計や税務の専門家として、お客さんから仕事をもらう仕事です。特に、独立した場合や、M&Aの仲介の仕事をする場合、スタートアップ企業などでビジネスを協力に推進する場合などには、営業力が必要となり、人間力が特に重要だと思います。

他にも、会計や税務に対する知識が同じであっても、人当たりのよさといった人間力に関する部分が顧客満足度を左右し、人間力がある人が重宝されるでしょう。

人間力をあげる

人間力が大切であることはわかっても、どうやったら人間力が向上するのかは、なかなか難しい気がします。だからこそ、勉強する方法が自明であるハードスキルばかり上げていく公認会計士も多いですが(私も人のことは言えない)、人間力を上げる努力も日々行ったほうが良いように感じます。

簡単に思いつくのは、相手がどうやったら喜んでくれるかを考えて行動するとか、誰にでも優しくするとか、人が経験しないことを経験して面白い話ができるようになるとかでしょうか。心理学の本を読むのも良いかもしれません。

人に好かれる人になるというのは大切なことだと思います。私の周りで、監査法人をやめてから成功している会計士には、そのような人が多いです。特に、M&A仲介や、税務のコンサルティングなど、営業が必要なビジネスで評価が大きく異なる会社で成功しているのは、この人間力タイプです。

私の周りでナンパが得意な会計士の何人かがこのような会社に転職して成功しました。某社は営業力を鍛えるにはナンパが一番だ!と就業時間終わってからチームみんなでコリドー街でナンパしているらしく、それがこの時代にフィットしているかはともかくとして、そのようなタイプは成功するのだろうなと思っています。

公認会計士+英語 or IT

ハードスキルも当然ながら価値がある

公認会計士に英語やITなどのハードスキルを追加することは、こちらも当然として価値があります。‪監査法人の外では人間力が重視されるものの、監査法人の特に金融では人間力よりも調書作成能力とそれに付随する英語や金融工学、IT等のハードスキルが重視されるように感じました。適材適所だと思います。‬

監査法人においては、特別な部署に行かない限り、パートナーとかにならない限り営業を行う機会はほとんどないと思います。そうすると、実務面では英語ができることや、ITシステムをよく理解していることが勝ちになり、人間力があまりなくてもパートナーに昇進している例を見かけます。

監査法人はかなり専門性が強いため、ハードスキルを比較的重視しているように感じますが、人間力を重視しないと言っているわけではありません。英語とかITで尖っているわけではないけれど、仕事ができて、人間力が高くて、他の企業に営業をかけて監査契約を取ってきたパートナーなどは、他のパートナーに比べて昇進も速く、またかなり多くのインセンティブをもらっているケースもあり、監査法人内でも人間力(営業力)は大いに考慮されます。

ハードスキルは人間力の一部を補ってくれる

‪英語やITのスキルは明らかに有益であり、私は様々な場面でこれらが評価され、社内外の人間関係においても有利に働きました。ハードスキルが高いことは、相手にこの人と人間関係を構築したいと思わせる効果があり、ハードスキルが人間力を代替することがあると思います。‬

人間力かハードスキル、少なくとも1つは尖りたい

公認会計士はベーススキルとして十分なものです。ここに、人間力かハードスキル、少なくともどちらかを追加できれば活躍できると思います!どちらが良いかというより、自分がどちらを目指したいかだと思います。また、両方身につけている人もいて、そのような人はもっと活躍していますから、そのような公認会計士になりたいものですね。一つずつ、身につけていきたいです。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。