スキルアップ

英語スピーキング

英語スピーキング

私はTOEICで非常に少ない勉強時間で900後半を取得したものの、純ジャパであり、海外経験も旅行が1回だけでした。会社では、英語で話しかけられるも、全然話すことができずに口ごもり、つらい思いをしました。

社会人で時間がなかったため、留学に行くこともできず、どうやって英語勉強したらいいのか悩みましたが、それでも、様々な勉強法を駆使して、実務でなんとか外国人と英語で会話して仕事ができるようになりました。

今では外国人とチームを組んで仕事をして、毎日英語を使っています。ここに至るまでに、私がどうやって実務的な英語スピーキングを学んだのか、実際に行った方法と、そのときの教材をすべて記録として残しておきます。これらを参考にしながら、自分に最も合う方法を選んでいただければ幸いです。

(参考)TOEICの完全対策

TOEIC700点台から900後半にアップした方法(リスニングのみ満点)TOEICの点数を約200点アップさせ、900点台後半まで押し上げた勉強法を書きたいと思います。勉強法は極めてシンプルかつ正攻法です。こ...

目的に応じたスピーキング勉強方法を選択する

スピーキングにもパターンがあると思います。

  1. 一方向:スピーチ、プレゼン
  2. 双方向:日常会話、ディスカッション

どちらをやりたいかによって勉強法は変えていきましょう。先にこちらを解説します。

勉強する方法にも、

  1. オンライン英会話(アウトプット)
  2. 書籍(インプット)
  3. ニュース・映画・ドラマ等(インプット)

等が考えられますので、適宜使い分けていくことをおすすめします。こちらは、「勉強に使ったもの」のところで解説します。

一方向のスピーキングの勉強法

一方向のスピーキングの勉強は、練習相手は必要ありません。

こちらは書籍でのインプットはあまり行わず、実際に英語でプレゼンしたい仕事の内容を題材にして、いきなり実践的な内容で勉強しました。

「Google翻訳→添削してもらう→音読」の繰り返し

まず、自分がどのような場面で英語を使えるようになりたいか、明確にイメージします。

ここで仮に「自分の事業部の売上について上司に説明する」だとしましょう。そうしたら、まずは日本語でもいいのでスクリプトを作ります。その後は、①Google翻訳に入れて、翻訳しましょう。最近ははかなり高精度なものが出ると思います。文法的に誤りはあるかもしれませんが、多くの場合は最低限伝わる英語になっていると思います。

そうしたら、それをまずは自分で添削し、次に②オンライン英会話などで外国人に添削してもらいます。これで完璧な英語になります。

あとは③これをひたすら声に出して読んで、繰り返し勉強すれば適切な英語が話せる様になると思います。

まとめると、「Google翻訳→添削してもらう→音読」です。

英語でのプレゼン対策はこの方法で行いました。これによって、かなり実践的な英語が身についた気がします。私の場合は、自分たちのサービスがどう役立つのか、外国人にプレゼンできるようになりました。

双方向のスピーキングの勉強

双方向のコミュニケーションに関する英語を学ぶには、誰かと英語を話すことが最も大切だと思います。話すうちに自分の弱点が見えてくるので、そこでどうしたらうまくいっていたかを考えます。後はひたすら話しては復習の繰り返しです。

スピーキングできるようになるためには話せ?

スピーキングができるようになるためには「とにかく英語で話せ」という意見もありますが、話す以外の勉強法もあります。私は、誰かと英語で会話することと同じくらい、「話し言葉のライティング」にも力を入れました。

誰かと英語で会話

メリット
  • 発音の練習ができる
  • 速いペースで会話して上達する
デメリット
  • 記録しないと復習できない
  • いちいち、全ての英語の誤りを指摘するのが困難

話し言葉のライティング

メリット
  • あとから復習が可能
  • 添削により、どこをどう改善すべきか明確
  • 自分のペースで進められる
  • 調べながら書けるため、現時点での英語レベルが低くてもできる
デメリット
  • 発音の練習ができない
  • スピード感がない

誰かと英語で会話するばかりでも良いのですが、話し言葉のライティングも同じくらい強力な勉強法です。特に、スクリプトが手元に残るので、復習をしやすい点がいいです。

そういった点を加味して、私は英語スピーキングの練習のときに、英文添削サービスも多く活用しました。(もちろん、実際に英会話をする方が重要なのは言うまでもありません)

勉強のときにつかったもの

ここでは、私が実際に英語スピーキングの勉強のときに使った教材・サービスを紹介していきます。もちろん、これら以外にも有益なものはあると思いますが、ここに書いているものは私が多く購入したものの中で有益だと感じたものですので、一定の効果は感じていただけるのではないかと考えております。

オンライン英会話

私はベストティーチャー(Best Teacher)というオンライン英会話サービスを6ヶ月間使いました。選んだ理由は、次の3点でした。

  • 定額で1ヶ月に何回でも英会話レッスンを受けられる(Bizmatesなど他のサービスだと1日1回までとかの制限があったりする)
  • 話し言葉をライティングするレッスンが受けられる(スクリプトがすべて手元に残るので復習しやすいです)
  • 他人が作ったスクリプトを見ることもできるので、それらをコピーすることで新しい言い回しなどの知識がつく

オンライン英会話では、DMM英会話やBizmatesなどもあり、友人ではそちらを使っている人もいて、そちらも良いサービスではあるのですが、レッスンが受け放題であることと、ライティングの添削をしてもらえる点が決め手となり、ベストティーチャーを使いました。

どのサービスを使うかは好みですし、相性もあります。ベストティーチャーDMM英会話も無料体験レッスンがあるので、まずは両方体験してみてもいいかもしれません。

書籍

  1. 一方向のスピーキング
  2. 双方向のスピーキング
  3. 語彙・文法

一方向のスピーキング(プレゼン、スピーチ)の書籍

図式で攻略! 英語スピーキング

この本はプレゼン、スピーチができるようになる本です。

本書では、Assertion【主張】⇒ Reason【理由】⇒ Example【例】⇒ Assertion【主張】という、「AREA式」の図式を用いてトレーニングを行い、「2~3分の論理的なスピーチをする力」を身につけることができます。

という解説の通り、30のトピックに対して、賛成・反対の立場それぞれのスピーチ(計60例)が収録されており、論理的なスピーチ力が身につく構成になっています。

この本は、TOEFLとか英検とか、2〜3分のスピーキングが必要になる資格試験の対策で使う人が多いのではないかと思いますが、スピーチ力を身に着けたい人には試験対策以外でもおすすめです。

双方向のスピーキングの書籍

洗練された会話のための英語表現集

ビジネス英会話に関しては、この本が最もおすすめです。英語にも丁寧な表現というのがあります。例えば、「明日までにこれやっておいてください。」と、「恐れ入りますが、明日までにこの仕事を終わらせていただくことは可能でしょうか?」では、どちらも敬語であるにも関わらず、丁寧さが全く違いますよね。

英語が得意でない日本人は、英語に敬語はないなどと言って前者の表現を選びがちです。しかし、ネイティブからしたらかなり不躾な印象であり、自分より目上の人に対してビジネスで使うにはふさわしくありません。多くの英語の教材は、日常会話に関するものであるため、友人と話すときが念頭に置かれており、前者の表現を教えるにとどまっています。したがって、ビジネスで英語を使う人はビジネスで使える表現が学べる本を読むことが必要です。

この本は、ビジネスにおける返答、質問、相づちなど、普遍的に使える構文が書かれているので、ここに書かれている表現をすべてマスターすれば、後は別の単語を組み合わせた応用で英会話が成立します。なので、この本は隅々までしっかりやることをおすすめします。

ぶっちゃけ、この本と後述の単語帳だけでも十分だと思いますが、私はTOEIC900超えにもかかわらず絶望的にスピーキングが出来なかったので、次の本で基礎を叩き込みました。

超ガチトレ 英語スピーキング上達トレーニング [音声DL付]

この本は、日常会話の英語スピーキングを勉強したい人には本当におすすめできます。 710ページという大ボリュームですが、結構サクサク進んでいくので読みやすいと思います。この本の特徴は、瞬間英作文ともいえるような勉強法だと思います。

私は思わない・彼らは信用していると・あなたを

【なぜなら】あなたは嘘をつくから・いつも

例えば、上記のような記載を見て、下記のような英文を組み立てるなどです。

I do not think they trust you

because you lie all the time.

これを繰り返すことで、自然と英文を組み立てることができるようになります。もちろん、TOEICスピーキング&ライティングや、TOEFLの対策にもなります。これは万人におすすめできる本です。

ちなみに、710ページという大ボリュームですが、それでも足りない方にはもう一冊ありますので、かならずや満足できるでしょう。

ビジネス英語表現大辞典6000+

この本は、ビジネス英語表現の短い例文が大量に書かれている本です。この本は辞典のような感じで、シチュエーション別にまとまっているので、全てを暗記すると言うより、自分に関係があるシチュエーションのところだけ読む感じが良いと思います。

英会話気持ちを伝えるフレ-ズ辞典 ぴったりの表現がみつかる

この本も地味におすすめです。上記の本のどれでもマスターできないのが、感情表現です。 この本では、感情表現だけがまとまっているので、この本の表現を覚えておくと、ネイティブに対して自分の感情を伝えることができ、コミュニケーションが円滑になるとともに、お互いをよりよく理解し、心を通わせることができます。

小さくて安い本なのでサクッと読むことをおすすめします。

語彙・文法

語彙に関しては、TOEICの勉強で使うような普通の単語帳(私が使ったのはキクタンTOEICシリーズ)や、鉄緑会の大学受験の単語帳でも良いのですが、そこからさらに実用レベルに進めるための単語帳をご紹介していきます。

英語を英語で理解する英英英単語上級編

英単語帳ではこれがおすすめです。「英英」と書かれていますが、英英辞典があり、右側に日本語もあります。つまり、「英英日」になっているので、全然心配する必要はありません。感覚では、TOEIC800くらいから使える印象です。上級と書いてありますけど、難易度はさほど高くありません。

ただ、英英辞典、というのが良い点で、英語を英語で言い換えるというのはこれ以上ない訓練です。しっかり学習すれば、良い英語力が身につきます。

実はこれには超上級編というのもありまして、こっちは本当にレベルが高いです。TOEICでは出題されないレベルの単語がバンバン出てきますので、TOEIC卒業した人はぜひやってみると良いと思います。

総合英語Forest

文法は、大学受験でやった人は特に本をやる必要はないと思います。しかし、もし不安があるのであればForestなどで復習すればいいと思います。こちらは大学受験とかでも使う人がいるような、英文法に関する定番テキストかと思います。

「好きこそものの上手なれ」自分にあった英語学習法を探す

ニュース

教材で学ぶだけでは飽きてしまいますから、好きなものでも勉強していきましょう。私はビジネスニュースが好きなので、Bloombergのアプリをインストールして、無料で英語のニュースを読んだり、ニュース動画を見たりしていました。

映画

あとは好きな映画で勉強するとかですね。私はハリーポッターが好きなので、ハリーポッターを英語で見て勉強しました。例えば、「Harry Potter script」とかで検索すると、こんな感じで英語版のスクリプトを入手できたりするので、そういうのを参考にしながら勉強したこともありました。他の映画でも、「映画の英語名+script」で検索すると出てくること多いです。字幕ばかりまとめているサイトもあります。

ドラマ

友人だと、Netflixと契約している人も多いですね。Amazon Primeは英語の字幕は出ないのですが、Netflixだと英語の字幕を出せるので、それで勉強している人もいます。海外のドラマとかは日常会話がたくさん出てくるので勉強になります。

もちろん、学んだ表現や単語はしっかりメモしておきましょう。繰り返すことで、記憶に定着します。学習効果を最大化していきましょう。

さいごに

大切なのはやる気

英語圏に生まれた人は、誰でも英語を話せますよね。英語って、英語に触れていれば、能力に関係なく誰でもできるようになると思うんです。私達が日本に生まれたから話してないだけで、英語なんてやる気になれば話せるようになります

そして、学習で最も大切なものは、絶対に英語を話せるようになるんだという強い意志だと思います。ここまでお読みくださったみなさまは、英語のスピーキング学習に対して相当な意欲をお持ちなのだと思います。ということは、すでに英語の上達に必要なものをお持ちです。ここからは根気よく、ひたすら英語学習を続けるだけです。

英語ができないと苦労する

この記事は、自分が会社で苦労した経験から、少しでもみなさんの英語上達の助けになればと思って書きました。私は英語面接がない会社だったので、TOEICの点数だけ高めて、スピーキングを全くやらないまま入社しました。そしたら、TOEIC高いんだから英語できるだろと言われて、アメリカから人が来たときに対応したりとか、海外との電話会議に参加したりとかの仕事にあたってしまい、全然話せなくて苦労しました…

このままではまずいぞとなり、会社に入ってから2~3年目で、これらの本とオンライン英会話を使ってめちゃくちゃ勉強して、今では海外出張で外国人相手に営業をかけるといった仕事までこなせるようになりました。入社当時は話しかけられても口ごもっていたので、かなりの上達です。

学習環境は整っている

昨今ではオンライン英会話が充実しているので、海外留学をしなくてもここまで上達できます。あとはやる気の問題です。日本語と英語というのはかなり違っていて、なかなか英語学習がつらいときもありますが、英語ができればチャンスというのは大きく広がると思いますので、ぜひ若いうちに習得しましょう。

思い立ったが吉日

There is no time like the present.

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。