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Google先生を使いこなす:高度な検索方法

ありとあらゆる情報にインターネットでアクセスできるようになってからすでに久しいです。そしてインターネットでGoogleが圧倒的な力を持っていることは言うまでもありません。あらゆるビジネスの現場が情報戦の側面を増しており、どれだけGoogleを使いこなして価値ある情報に素早くたどり着くかが明暗を分けます。

「Googleなんて検索バーにキーワードを書けばいいだけだろ」

そんなふうに思っているとしたら、あなたはすでに情報戦でかなり後方にいます。コンサルタントなどは、Googleの海から必要な情報得るために、様々な手法を駆使しています。

「期間指定」で最新の情報を手に入れる

情報は常に最新のものを手にいれるべきです。例えば毎日のニュースなどは最新の情報が手に入ることに価値があります。ここではITに興味関心のある会計士が「監査法人 AI」というワードでニュースを検索する場合を想定し、実際にGoogle検索をしてみます。

ケース1 普通に検索する場合

Googleの検索バーに単純に「監査法人 AI」と入れてみた結果がこれです。

監査法人トーマツのリクルートサイトや東洋経済、日本経済新聞のAI監査に関する記事などがヒットしました。

ケース2 検索ツールで「期間指定」を行う場合

次にもっと最近のニュースを調べたくなったとしましょう。そのような時には下記の画像のように、検索バーの右下にある「ツール」から適切な期間を指定します。これだけです。

期間を「1週間以内」にして「監査法人 AI」で検索した結果がこちらになります。

我々のサイト、そしてEYやKPMGのWebサイトが出てきました。こうすることで最新の情報を入手できます。また、「期間指定」では、開始日と終了日を指定できますので、例えば、最新の情報を得たい場合だけでなく、古い情報だけを入手したい場合にも期間指定を活用できます。

「filetype」を指定して、資料をただで手に入れる

「きれいで整理された公開資料」は誰が発行しているか

まずは「きれいで整理された公開資料」を誰が発行しているかを少しだけ考えてみましょう。

といっても難しいことではありません。資料を公開するのは、政府機関や研究機関、大手企業や業界リーダーといったパブリックな側面をもつ組織です。

またきれいで整理されているかどうかはまちまちですが、コンサルや研究機関がまとめた資料は知識量が多く、かつ整理されていることが多そうです。

会計業界で言えば大手監査法人や公認会計士協会などでしょうか。

そしてそういった組織が出した資料はたいていの場合、PDFとしてインターネットに公開されていることが多いです。

公開資料にどうやってたどりつくか

それではそのようなパブリックな組織が公開している整理されたPDF資料にはどのようにしてたどり着けるでしょうか。結論は検索ワードに「filetype:pdf」をつけるだけです。実際にやってみましょう。

ここでは、監査とAIに関する公開資料を入手してみましょう。

検索ワードは「監査 AI filetype:pdf」です。

すると、上記のような検索結果となりました。日本公認会計士協会が「AIの可能性と会計監査への活用」としてレポートをまとめているようです。(このPDFはそのレポートに関して会計・監査ジャーナルに2017年に掲載された記事となります)また日本内部監査協会も同様に人工知能に関する資料をまとめています。

このようにして、効果的に公開資料を集めましょう。

特殊な検索機能を使いこなす

これくらいなら当たり前だよと思っていらっしゃる方も多いかと思います。ですが、Google先生の本領はこんなところに留まりません。

こんな特殊な検索機能もあるということで、実際にビジネスの現場で役立つであろう以下の機能をご紹介します。

  • Google Trends
  • Google Map
  • Google Scholar

Google Trends

Google Trends世界のトレンドを知るための検索機能です。以下のような画面となっています。

実際に使ってみましょう。今回は過去五年間の「確定申告」というキーワードのトレンドを調べてみました。


すごくくっきり綺麗に季節性が現れました。確定申告には間違いなく、シーズンがありその時期に多くの人が確定申告をググります。税理士の先生方の繁忙期ですね。

またそのキーワードに対するトレンドの地域分け関連トピック・キーワードなども表示してくれます。確定申告の関連トピックを見ると、「確定申告 仮想通貨」などがあって面白いです。

またキーワードを複数設定することも可能です。例えば「国税局」「税理士」「freee」などを合わせて検索してみても相関がみれておもしろいかもしれません。

ビジネスの現場では、何かの商品があったときにそれがどういう季節性をもっているのか競合する企業のトレンドを比較することなどができそうです。

Google Scholar

Google Scholar研究者が書いた論文を検索できる機能です。研究者が執筆した論文はインターネット上で公開されているものがあります。これを日本にかぎらず世界的に検索できるのがGoogle Scholarです。検索した論文は、認められているものであればその全文をPDFでダウンロードすることができます。

自身のビジネスの領域で研究している学者はいないか、使えそうな情報は落ちていないか、Googleそのものを検索するより、研究者が書いた論文に絞ったGoogle Scholarを使ったほうがときにはいいかもしれません。

「Googleに相談だ」

Googleにはさまざまな検索機能がこのほかにもたくさんあります。今回取り上げたGoogle Trends、Google Scholarの機能も今回記事で取り上げられたのはほんの一部にすぎないでしょう。最近ではGoogle LensGoogle Careersといった先進的な検索機能も続々出現しています。これらのビジネスの場面での利用方法についても当サイトで順次記事にしていきます。

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