監査法人

監査法人就活で何を指針にするべきか(4年後だからわかること)

監査法人への就活で何を指針にするべきでしょうか

いろいろと軸はあると思いますが、私は次の3つを指針にしました。

  • 待遇
  • キャリア
  • 雰囲気

今回は、当時の意思決定→4年後の感想、という順に見ていきたいと思います。

待遇

当時の意思決定

BIG4ではどこも変わらないと思いました。職階ごとに多少の差があるとしても、昇進のしやすさなどで吸収されて、総合的には大差ないと思いました。

4年後のいまだから言えること

シニアくらいから地味に差があります

若手の待遇はたしかにあまり変わりませんが、シニアに上がるかくらいのタイミングになるとそこそこ差が出てきますね。社内でも、事業部やラインによって昇格年次に差がつき、力の弱い部署の人はシニアに上がるのが他より一年遅れる人が出てきます。

また、シニアにあがる条件に修了考査の合格がある法人とない法人があります。シニアらへんから地味に差が出てくるんです。

海外派遣

また、海外派遣は法人によって差があります。派遣の条件はよく確認したほうがいいです。シニアレベルだと、法人から数十人くらいしか派遣されず、結構厳しい争いになります。

また、海外派遣時の家賃補助は法人によって違いますから、よくよく聞いてください。「たくさんあるよ〜」とかではぐらかしてくる法人には、しっかり金額を聞いてください。誤魔化す法人は少ないかもしれませんよ。ニューヨーク、ロンドンで10万円とかですから笑

資格補助

あとは資格補助ですかね。証券アナリストなどは年会費すら払ってくれない法人があります。また、アクチュアリーについて、受験料さえ払ってくれない法人がある一方で、資格取得の講座の費用まで出してくれる法人がありました。

資格を取得する気があるなら聞いておいたほうがいいかもしれません。

キャリア

当時の意思決定

当時は、金融機関の監査を行い、数年後に海外派遣されて、帰ってきたら外資系金融機関に転職しようと思ってました。また、転職をしないケースも考えて、その場合には社内でパートナーになりたいと考えていました。

早く出世するためには、とにかく稼いでいる監査チームに入ることが必要だと思いました。特に金融においては、あまり営業とかではなく、いまあるビッグエンゲージメントを死ぬ気で回すことが必要かと思います。

実際、就活時においても大きなクライアントを担当している人はいいものをおごってくれることで有名です。銀座の焼き肉とか。

外資系金融機関のリファーラルと日本企業の監査のどちらを選ぶべきか、というのも悩みました。リファーラルは、本社の監査人から言われた作業を行うので、国内の金融機関の監査の方が、意見形成の本当に深い部分までできるし、監査報告書にも名前が出ます。
これを勘案して、私は国内金融機関の会計監査を選びました。

4年後のいまだから言えること

まぁ、海外に行くこともなく、こんなに早く監査法人を辞めたいと思うようになるとは思いませんでしたね。

業界全体の話ですが、

  • 当たり前のように行われた意見日後の調書改ざん(空箱を監査システムに入れてタイムスタンプを押しておけば、後から中身をいくらでも変えられた。補修所等で問題提起するも、「良くないよねー」で終わった)
  • 運用評価手続きの恣意的なサンプル選び
  • 36協定の名の下に行われる慢性的なサビ残
  • 部下をパワハラしてた人が昇格
  • 過労で亡くなったと思われる先輩が心臓病で亡くなったことになり労災認定されなかった
  • BIG4のコンサルや税理士法人と比べて明らかにパートナーの報酬が小さい

これらは比較的マイルドなものです。インターネットにかけないことは他にたくさんあります。列挙すればきりがないほど、期待ギャップがありました。

外銀への転職も考えましたが、もっと美味しい選択肢がある気がしました。経理(バックオフィス)で外銀行っても、エリートじゃないです。ミドルやフロントに行くことも可能ですが、なかなかレアケースに思います。外銀転職をやめた一番の理由は体力的なもので、いろんな選択肢が見えてくる中で、死ぬほど働く未来が見えませんでした。

雰囲気

当時の意思決定

BIG4で、各法人の雰囲気は大きく違うと思います。私は、ここの人達となら楽しく仕事できそうだな、という法人を選びました。

4年後のいまだから言えること

実は、職場の人達との人間関係という意味では、これ以上ないほどうまくいきました。ここは全くミスマッチがなく、期待通りの良い人達に囲まれ、良くしてもらいました。

良い人達に囲まれることは幸福度という意味では極めて大切です。退職検討理由があるとすれば待遇面などで、人間関係は全くありません。

重視すべきは報酬やキャリアよりも雰囲気

雰囲気が好きな法人を選ぶというのは、なんだかんだで正しかったように思います。仕事の不幸の大半は人間関係に起因すると思います。仲いい人がいれば、何をしてもある程度楽しいと思いますね。

報酬やキャリアについては、BIG4監査法人に限ると大きくは変わらないと思います。家賃補助や資格補助などは違うものの、それだけのために雰囲気が合わない法人に行くのは避けるべきかと思います。

「この会社の人と働きたい」と思える人がいるところを選んだ私の選択肢は、監査法人選びという観点では成功だったと思います。

監査法人以外を考えなかったという点では、反省すべき点がありそうですが、それはまた別の話です。

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