キャリア

BIG4監査法人就活のQ&A

今回は趣向を変えて、Q&A形式で監査法人への就活について書きたいと思います。

ここに書かれていないものについては、ページ下部のフォームからコメントしてください。できる限り回答します。(ニックネームとメールアドレスは空白で構いません)

論文合格発表前に企業説明会に行く必要はあるのか

無いと思います。行きたい人は行けば良いと思いますが、企業説明会は本当の就活と違うところもあり、なんか穏やかというか、あまり深いところに立ち入らないケースが多いと感じます。もちろん自分でもグイグイいけば良いのですが…

私は説明会等は全て合格発表後に行きました。時間的にも十分間に合いました。

監査法人のリクルーターは信じられるのか

リクルーターは信じるべきではありません。私の友人もリクルーターをしていますが、深夜まで残業させられ、会社がきつくてやめたいと私に日々言っているのに、就活生の前に出ると、満面の笑顔で、

うちはホワイトだよ!最近は働き方改革が進んでて、女性でも働きやすいの!

と、語っています。あの態度の変わり方は驚くものがありますが、これも仕事です。

なぜリクルーターは信じられないのか

  • リクルーターはお金をもらってリクルートしているのであり、必ずしも就活生の味方ではありません。就活生の味方のフリをし、人にやさしい法人であるとアピールし、自分の法人のイメージを高めることが期待されています
  • リクルーターは自分の法人に質、量ともに十分な人間を入れることが期待されています
  • リクルーターが法人の本当に良くない点を言った場合、あとからそれが人事に伝わると怒られることが容易に想像つきます。そのため、嘘をついてでも良いことを述べるインセンティブがあります
  • リクルーターにとって、就活生はただの他人です。就活生の人生なんか知ったことではありません。

リクルーターは、自分の法人が好きな人が多いです。彼らは監査法人の一部の人達であり、リクルーターは監査法人で働く若手という母集団を代表しません。

一部のリクルーター(特に女性とイケメン)は法人の意向で強制的にリクルートにアサインされるため、法人が嫌いだったり不満たらたらだったり、すこし別のリクルーターと別のタイプがいます。

では、何を信じれば良いのか

最も良いのはいわゆるOB訪問です。幅広くインタビューすることをおすすめします。監査法人のいいところは就活でいくらでも聞けるので、特に監査法人の退職を検討してる人や、やめて1年以内の人がいいです。やめて3年以上経っているのにアドバイスしてる人がいますが、監査法人もここ数年で大きく変わっています。あまり参考にしないほうがいいかと思います。

「この監査チームへの配属を約束する」という条件の内定は出ますか?

それでも欲しい!と思ってもらえれば、どの法人でも、「○○のチームへの配属を約束する」というような条件で内定がでます。その場合は、そのチームに入りたいことを面接前の説明会等で主張し、そこのパートナーに顔と名前を売っておくとスムーズです。

前職ありで年齢が高く、BIG4から内定がもらえるか不安ですが、どうしたら内定がもらえますか?

これはハードとソフトで考えましょう。

ハード

IT、SEの経験はプラスになります。最近は扱うデータ量が増えているので、Accessの使用がちょこちょこ出てきていて、そういう経験があればアピールできるかと思います。

ソフト

若手と同じ給料でもなぜ雇わないかというと、自分の部下に年上が来たらやりづらいということがメインです。新しい環境で、年下の先輩に対してもしっかり敬意を持って接し、また新人の気持ちで学べるかどうか、というところが見られています。

新しいことを積極的に学ぶ姿勢をアピールすると良いかと思います。

試験後は何したらいいの?

最もおすすめはTOEICですね。誰にとっても役に立ちます。

こちらなど参考にしつつ1ヶ月しっかり対策すればそれなりの点数は取れるかと思います。

TOEIC700点台から900後半にアップした方法(リスニングのみ満点)TOEICの点数を約200点アップさせ、900点台後半まで押し上げた勉強法を書きたいと思います。勉強法は極めてシンプルかつ正攻法です。こ...

監査法人の給料って高いの?

残業代などで変わりますが、ざっくり下記のような感じかなと思います。大きく外しているってことはないと思います。何年で昇格するかは、特に後半で結構差がつくので、あくまで一例です。

  • 1−4年目(S):550-680万円
  • 4−8年目(SS):750-950万円
  • 8−12年目(M):1000-1200万円
  • 12−16年目(SM):1300-1400万円
  • 16年目ー(P):1500-万円

若手のうちは比較的高いですが、総合商社などには数年で抜かれます。

福利厚生はパートナーにならない限りほぼ無いと思った方が良いです。銀行などは給料が低いものの、家賃補助が月7万円あったり、保険にかなり安く入れたり、それなりのベネフィットがありますから、そういうのを含めると監査法人はそんなに美味しいというほどでもないと感じるようになりました。

どうやったら説明会などで真実を採用担当者から引き出せるのか

おすすめは、ある法人が「うちは他の法人と比べてここが優れてる」と言ったことをメモして、別の法人に行き、「〇〇法人が他法人と比較してここが優れてると言っていたんだけど、本当ですか?」と質問することです。おそらく、「いやいやそれならうちも」と言ってくる場合が多いと思います。これを繰り返していくと少しずつ見えてくると思います。

おすすめは、数字を聞くことです。「かなり」とか「ちゃんと」とか「しっかり」とか行った言葉を勝手に解釈しないほうがいいです。これらの言葉は主観で決まるため、採用担当者もいいように使ってきます。

数字は嘘をつけないって、会計士試験でも習いましたよね。数字を要求して、あいまいな言葉で丸め込まれないようにしましょう。

結局、何を指針にして法人を決めるべき?

  • 雰囲気
  • 待遇(給料、昇格のしやすさ、海外赴任時の住宅補助、資格取得補助)
  • キャリア(メンバーファームの規模、異動のしやすさ、金融庁等への出向のチャンス)

待遇、キャリア、雰囲気など、軸はいろいろあるとは思いますが、私は雰囲気を最重視して決めて、後悔はしていません。「この人と一緒に働きたい」と思える人がいれば良いですね。

こちらに詳しく書いています

監査法人就活で何を指針にするべきか(4年後だからわかること)監査法人への就活で何を指針にするべきでしょうか いろいろと軸はあると思いますが、私は次の3つを指針にしました。 待遇 ...

 

監査法人就活で質問したほうがいいかもしれないこと一覧

キャリア

・自分が監査したい業界のクライアント
・希望の部署、監査チームに配属を確約してくれるか
・何年でどこまで昇格できるのか(トップ層、中間層、最下層)
・海外駐在の機会
・先輩方の転職先

働き方改革

・夜にPCがロックされる仕組みはあるか
・年間残業時間上限は何時間か
・サビ残は実際どれくらいあるのか
・旧来の会計士の仕事のうち、単純業務を会計士以外に移管する仕組み
・パワハラ、セクハラの事例

IT、AIの活用

・監査調書は5年前とどう変わったか
・会計監査に高度なデータ分析を活用しているか
・IT専門家と会計士はどう協力しているか
・ITに詳しい会計士を育成する制度
・IT、AI研究開発への投資規模(人数、金額などの定量データ)

待遇

・シニア昇格の条件に修了考査合格はあるのか
・US GAAP, IFRSの監査をした場合、特別な手当などが付与される制度はあるか
・語学、資格の学習補助
・海外駐在時の家賃補助の金額

番外編

・監査事業とその他の事業の収益性の推移
・貸与PCや監査システムの動作速度
・金融商品(株式等)の保有可否
・異動するつもりがあれば、FASやコンサルなどのグループ企業の事業規模

最後に

短い内容ですが、参考にしていただければ幸いです。なんかとりとめない内容で申し訳ないです。もっと良くするために、質問を募集しています!

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それではご質問、お待ちしております!

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