今までLinuxを使ったことがない人向けに、Linuxの導入方法を書いていきます。もちろんどれも無料です。
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Linuxの導入方法には次の3つがおすすめ
- WSL(Windows Subsystem for Linux)
- VMware
- VirtualBox(Oracle)
Windowsの場合は1〜3が可能で、1がおすすめです。
Macの場合は下記の中では無料では3しかできませんので、3がおすすめです。
順番に見ていきましょう。
1.WSL(Windows Subsystem for Linux)
windows10を使っている場合、これが最もおすすめです。
理由はWindowsストアからインストールするので簡単に導入でき、かつVirtualBoxより高速に動作するからです。
ただしWindows10でしか使えないのでご注意ください
導入の方法はこちらを参考にしてください!
2.VMware
こちらはWindowsの場合にWSLの次に有効な方法です。3.VirtualBoxより高速に動作し、個人利用に限って無料版が利用できます。Macでも使えますが有料版しかありません。
こちらとVirtualBoxでできることはほぼ同じです。しかし、VMwareの方が高速に、なめらかに動作するのでこちらをおすすめしています。
導入の方法はこちらを参考にしてください!
3.VirtualBox(仮想化)
この方法は、WindowsでもMacでも使える方法です。
まずは自分のWindowsまたはMacにOracle VirtualBoxというソフトウェアをインストールします。そして、Linux OSのデータ(ディスクイメージファイル)をダウンロードし、設定すると、その仮想環境の中でLinuxが使えます。Windows(またはMacOS)の上でウィンドウが起動し、その中ではLinuxが使えるイメージです。
例えばこのサイトを参考にしてください!
このサイトでなくても、「ubuntu virtualbox 初心者」などで検索するといっぱい出てきますので参考にしてください。
その他の方法(参考)
4.Docker(コンテナ型仮想化)

これは比較的新しい技術で、コンテナ型仮想化技術はIT業界に革命を起こすなんて書いている人がいるくらいです。私も使っていますが、CUI(プログラマがよく使ってるあの画面)でしか操作できないので最初はハードル高いです。
DockerはLinuxやMacOSでは使いやすいですが、Windowsとの相性がいまいちだったのでWindowsから使うのはやめました。Windows使いの方はやめたほうが無難だと思います。
5.デュアルブート
OSを2つ並列にインストールしてしまうという荒業です。仮想化のようにWindowsの上でLinuxを動かすのではなく、最初からLinuxが起動します。しかしこれはいろいろと大変なのでやめたほうが良いです。仮想化のほうが簡単です。
Linuxにもいろいろ種類あるけど何が違うの?
ディストリビューションといってLinuxにも種類があります。特にこだわりがなければUbuntuがいいです。理由は、使っている人が多いことと、操作画面が使いやすいからです。使っている人が多いことはかなり重要です。わからないことをネットで検索したときにヘルプ記事が多いからです。
ディストリビューションについて詳しく知りたい方はこちらの記事を参考にしてください。
ちなみに私はUbuntu系とCentOS系とDebian系を使い分けています。
WSLでUbuntu, VMwareとVirtualBoxでDebian系とUbuntu、DockerでUbuntuとCentOSを使っています。一部PCのホストにCentOSを使っています。
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それではよいLinuxライフを!